| ８０ 長からむ 心も知らず 黒髪の 乱れて今朝は 物をこそ思へ （待賢門院堀河） |
| 【パリ雑感】 第５部 パリの書道ライフ 80 フランス人の篆刻 書道同好会のフランス人メンバーの一人、マルチーヌが篆刻にたいへん興味を持ち、自分から進んで印を刻し始めました。 印を刻するには篆書の学習が必要ですが、マルチーヌは自分でどんどん勉強し、１年もすると立派な印を作るようになりました。 驚かされるのはその集中力とスタミナです。 私も一度、一日中指導したことがあるのですが、昼食の時間以外は休むことなく字入れや刻印を続けていました。 スポーツや音楽の演奏などでも感じることですが、適度に休憩を入れないと持たない日本人と違って、フランス人の体力とスタミナは段違いです。 (2011年10月10日） |
 ナポレオン三世の居室（ルーブル） |
