3 あしひきの 山鳥の尾の しだり尾の ながながし夜を ひとりかも寝む (柿本人麻呂) |
【パリ雑感】 第1部 パリの生活 3 値段は正直 パリには高くて良いもの、安くて良くないもの、高くても良くないものはありますが、安くて良いものはまずありません。 フランスの値段の付け方はとてもシビアです。 日本のように百円ショップの品物でもそこそこ、あるいは期待以上の品質の品物はありません。 私はあるときマルシェ(市場)で300円のプラスチックのトレイを買ったのですが、冷凍食品を温めて載せたら、熱でへこんでしまいました。 仕方がないのでちゃんとしたお店でトレイを買ったら3000円も取られました。 「安物買いの銭失い」ということわざは、フランスでこそ生きているようです。 (2010年4月19日) |
パリのマルシェ |