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岬、宗悠、田中詔司 |
| 【日々雑感】 11 江戸筆 東京の筆工房亀井さんから江戸筆を購入しました。 実は、亀井さんの存在もパリの安本年子先生から教えていただきました。 日本にいながらこれほどの名人の存在を知らなかったとは、自らの不明を恥じるばかりです。 何本か求めた筆のうち、とりわけ「清心超品」四号（8,925円）に魅了されました。 しなやかな弾力があって鋒先のまとまりがよく、実に滑らかな書き味です。 手の微妙な動きが瞬時に増幅され、筆意が紙面に確実に定着される反応の良さにも驚かされました。 命毛（いのちげ。筆の穂先の一番長い毛）がやや長めに出ていることが特徴で、これによって細い線や鋭い線を自在に書くことができます。 さて、この筆でどのような作品を創っていくか、またひとつ私にとって楽しい課題ができました。 筆工房亀井さんのウェブサイトはこちら → http://www.edofude.co.jp/index.htm (2012年6月4日） |
