樂遊原

樂遊原　李商隠

向晚意不適　驅車登古原
夕陽無限好　只是近黃昏

夕方になって気分が晴れず、車を駆って古くからの名所楽遊原に登った。
夕日がこの上なく素晴らしい。ひたすら黄昏の闇に近づいてゆく。

李商隠の最高傑作とされる詩。高台から望む長安の夕暮れは、大唐帝国のたそがれとも重なっていきます。
情景の移り変わりとともに詩人の心の変化を表現したいと思い、潤滑を交えながら構成してみました。