| ７７ 瀬をはやみ 岩にせかるる 瀧川の われても末に あはむとぞ思ふ （崇徳院） |
| 【パリ雑感】 第５部 パリの書道ライフ 77 パリの書道同好会 書道同好会の会長は安本マルタン年子先生。 ご主人のフランソワ・マルタン氏はフランスにおける中国六朝文学の権威です。 パリの書道同好会の練習方法で日本の書道塾と一番違うところは、先生の書いた手本がないということです。 これは指導者である安本先生の考え方によるもので、先生の字のコピーは作らせたくないという理由からです。 自由の国フランスらしく、それぞれの生徒は自分の好きな古典や手本を選んで、各自の感性を生かし、自由に習ったり作品を制作したりしています。 とてもよい雰囲気です。 (2011年9月19日） |
 ヴェルサイユ宮殿、鏡の間 |
