| ６９ 嵐吹く 三室の山の もみぢ葉は 龍田の川の 錦なりけり （能因法師） |
| 【パリ雑感】 第４部 フランスの社会 69 柔軟なバス運行 フランスのバスはけっこう柔軟に乗客の便宜を図ってくれます。 バス停を発車した後でも赤信号で停まっている時などは、ドアを叩いて運転手に合図すればたいていドアを開けてくれます。 バスは乗客を乗せるためにあるのだから、停車場所などは多少融通を利かせてもよいという考え方です。 車内には優先席はもちろんベビーカー用のスペースも空けてあって、交通弱者に対する配慮もなされています。 その一方で、何かの都合で運行ルートが変わったり、運行が途中で中止になったりもします。 ある時など、バスの運行ルートが突然変更になって乗客たちが騒ぎ出し、 「このバスはいったいどこへ行くんだ！」 と車内が一時騒然となったこともありました。 (2011年7月25日） |
 グルノーブルのトラム（路面電車） |
